18きっぷ旅第四弾・日立電鉄編 (3月20日の内容。8月22日からの連載モノです。最初からまとめて読みたいかたはこちらの22日分エントリーからたどると便利です)

日立電鉄の車両。

いよいよ今日の目標、日立電鉄に乗り換え。この日立電鉄。3月いっぱいでの廃止が決まっていてオイラは今回が乗車のラストチャンス。一日乗車券900円を購入して早速出発。

まずは北上して終点鮎川へ。日立電鉄日立市常陸太田市を結ぶ路線なのだが、線路が日立駅まで繋がることなく途中で途切れている。それゆえ使い勝手は決して良くない。それも乗客が増えない一因だったのだろうか。

列車は赤く塗装された営団地下鉄(譲渡当時)のお古。車内は古めかしく、営団のマークが入った扇風機がそのまま残ってたりする。あと扉の脇にある非常灯。これもまた懐かしい。昔の銀座線は走っていると突如蛍光灯が消えて、数秒してまたつく場所がいくつもあったのよ。電気を取るレールに切れ目があったからだったと思うんだけど(このへんうろ覚え)、そんなときはこの非常灯だけが車内を照らしていたのだ。

んで鮎川駅についたんだが、JR駅との連絡もなければ周辺に目立った住宅地も施設もないところ。これでは乗客が少ないのもうなずける。でも今は鉄道ファンが大勢詰め掛けていて、一時の賑わいを見せている。

ここから折り返して桜川駅へ。駅名どおり桜の木が見えるが、残念ながらまだ咲いていない。このあたりは海が近いので、少し歩くことにする。

つづく。