18きっぷ旅第四弾・日立電鉄編 (3月20日の内容。8月22日からの連載モノです。最初からまとめて読みたいかたはこちらの22日分エントリーからたどると便利です)

早春の河原子海岸。

国道を線路に沿って南下すると河原子海岸への道が現れる。道は下り坂となり、海岸に続いている。冬の海は寂しい。それでもカップルとか親子連れとか人はそれなりにいて、遠くにはサーファーの姿が。波の音を聞きながらゆっくり歩く。自然と心は安らかになる。

そういえばここで、「ひび高D組」のオフみたいなものをやった覚えがある。丁度夏コミ明けの寝不足状態で、人の背より高い波に向かってサーファーと一緒に泳ぐという、今思えばかなり危険なことを(汗。真似しないようにw。今では当時の仲間とも連絡を取れなくなったというか、取らなくなったというか(更汗。

駅に戻る。河原子海岸は、浜辺から国道に戻る道沿いに古い家並みが残っていて非常に好ましい。坂道と旧家というのは実によく似合う。

さっき降りた桜川駅のひとつ隣、河原子駅に。駅で電車を待つ客はますます増え、撮り鉄乗り鉄に混じって地元の人も廃止を惜しんで大勢乗っている模様。廃止決定前からもっと乗っていてくれれば…というのはよそ者の勝手な感慨である。

でも親子連れが多く乗っているのは悪くない光景。こうやって次の世代の鉄ファンが育っていくのだ。

つづく。