真夏のことでん旧型車両と戯れ旅(8月15〜17日の出来事)

岳南鉄道。車両は元井の頭線。


ことでんが旧型車の整理に乗り出す方針を打ち出した。一刻も早く乗らねば、平常運行で彼らに乗車するチャンスは無くなるかもしれない。否、永久に乗れない車両もいるかもしれない。


そんなわけで、今夏の18きっぷ旅は何をおいてもことでん。是が非でもことでん
とりあえずやって来ました早朝の東京駅。最近ムーンライトながらの指定席券をハナから諦めて、東上線の初電で都内に向かうことが多い。少し根性入れて小田原から自由席狙うとかしたほうがいいんじゃないか、と自分を叱責してみる。
そのくせ、ちゃっかりグリーン車に乗ったりしてな。でもそれやるなら休日のほうが安いんだからトクだぞ。
前の晩眠れなかったので、そのぶん電車内で爆睡。乗り換えのときもなんだか頭がぼけ〜っとしてる。


沼津から先、編成が短くなるので車内が混んでくる。かなわんなあ、と思いつつ路線図を見ていたら、吉原から岳南鉄道が出ていることを思い出した。
窓の外には夏の富士。ローカル私鉄に乗りつつ山岳写真もいいなあ。


車両は井の頭線のお古で、上毛電鉄と同じ。珍しさという点ではイマイチだが、沿線風景はなかなか。農村・近郊住宅地・工業地帯という三つの顔が入り混じる車窓は飽きない。途中には明らかに工場の敷地内だろ、てなところも走ったりして。線路の上を工場によくある太いパイプが横切ってるの。


しかして、肝心の富士山が、オイラが撮影を始めた途端雲に隠れ始めたorz曇り男の自覚は有るが、まさかこんな絶妙のタイミングで雲を呼んでしまうとは。


仕方ないので、吉原に戻ってふたたび東海道線に。またも爆睡。


つづく。