18きっぷ旅 四日市・近江八幡編(8月16〜18日の出来事。6日からの連載モノです。最初からまとめて読みたいかたはこちらの6日分エントリーからたどると便利です)

でもなぜ滋賀なのに中日新聞?

八日市*1は地名にあるとおり昔は大きな市が立ち、近江商人の拠点としても有名な、昔から商業が盛んな土地であったみたい。で、ふるい街にはふるい街道が通っているのが相場であって、商店街は「御代参街道」という旧街道に沿ってつくられている。

しかし地方都市の商店街はどこもそうなのかもしれないが、寂れてしまっている。メシを食うところを探しているのに、ない*2。いつの間にか商店街のアーケードは途切れ、道の両側には旧家が居並ぶようになる。この風景はなかなかである。ずっと歩き続けたい感じだ。

でも景色で腹は膨れない。ほどほどで切り上げ、駅前に。ロータリー近くにあるラーメン屋へ。ここのラーメンはなかなかウマかった。しかも大盛りを頼んだら本当に「すりきり一杯」といった感じで、しかもチャーシュー5枚くらい。別途チャーシューメンもメニューに載ってるんだが、こちらは一体どれだけチャーシュー入ってるんだろ。

もはや激しく満腹。ジュース飲んで固形物を流し込む。このあとであるが、駅の反対側が延命公園という公園になっている。ここをしばし散策してみようか。

しかし。駅のホームをふと見ると、捜し求めていた220系が!予定変更し、きっぷを手にホームへ。220系は中日新聞の広告車になっていて、高橋尚子の巨大な顔写真が目立つ。車両はやや小ぶりで、乗客の数を考えればこれくらいが無理のない大きさだろうか。

つづく。

*1:意地でも東近江市などと呼んでやるものか(ぉ。オイラは「平成の大合併」反対論者だもん。

*2:ここでぷち発見。東日本ではどんなに寂れた街でもそば屋の一軒くらいあるもんなんだよね。単に「関東はそば、関西はうどん」という分類にとどまらない文化的な違いがあるのかな。関東だと蕎麦屋が地域の社交場の代わりをしているので、そうおいそれと潰れないということではなかろうか。