18きっぷ旅 四日市・近江八幡編(8月16〜18日の出来事。6日からの連載モノです。最初からまとめて読みたいかたはこちらの6日分エントリーからたどると便利です)
発車時間が来て、いよいよ動き出す。吊り掛けモータが心地よい重低音を響かせる。
しかし。最初は良かったんだが、スピードが上がるにつれてモータ音が予想以上に激しくなってきた。というか、どっかがきしんでるような音がするんだが(汗。う〜ん、昔の東上線7000番台とかもっと上品な鳴き方したような気がするんだが。
ま、想い出は美化されるものであるし、いいとしましょう。久しぶりに大きい車両の吊り掛け音を聴くのはいいもんだ。走り出すときの極低音から少しずつ音が高くなっていくその高まり方がいいのだ。
高宮まで一気に行き、ここから多賀線に乗り換える。ほんの数キロしかない支線なのだが、ここがまた220系が繰り返し往復してるらしく。白地に赤と青のライン、前後にレオマークという完全西武仕様。でも写真のとおり顔が薄れてきているのがちょっと哀しい*1。ホームは向かい側なので踏切を渡る。走り去る220系のモータ振動がレールを通じて足に伝わってきた。
終点多賀大社駅。周辺には古い建物もちらほら。駅前の大きな鳥居をくぐりしばらく歩くと、鬱蒼たる雑木林に。中に入ると涼しい風が心地よい。本殿前までたどりつき、しばし休憩。
つづく。