18きっぷ旅 四日市・近江八幡編(8月16〜18日の出来事。6日からの連載モノです。最初からまとめて読みたいかたはこちらの6日分エントリーからたどると便利です)

シンプルイズベスト。豊郷小学校

駅に戻ってふたたび近江鉄道に乗車。高宮駅多賀線に別れを告げる。留置されているオレンジの車両は手入れもされていない様子で、もう動かないのだろうか。今夜の宿は近江八幡に決めているので彦根からJRで向かってもいいのだが、ちょっと寄っておきたいところがある。

豊郷駅下車。かつて話題になった豊郷小学校を見ておきたいのだ。駅前に案内図も何もないものだからさんざ迷ったけど、何とかたどり着く。

問題となったヴォーリズ建築の校舎は結局取り壊されず、その南側に新たな校舎が建てられている。今後どうなるのかは分からないのだが、学校周辺には取り壊しに反対する立て看板が見られる。予断を許さない状況がまだ続いているのだろうか。こういった格調ある校舎で学べる子どもは幸せだと思うのだが。

気がついたらとっくに夕方になってるので、八日市から近江八幡へと、いっきに移動。宿を探し、チェックイン。今回の宿は「近江八幡ステーションホテル」。この町は観光地も行政地区も北口に偏っているのだが、このホテルは南口なのでその点は不便な気もする。ただ観光スポットからちょっと離れた宿は、客を呼び寄せるために質が良くなるかも、という読みもあって。

その読み、当たり。シングルなのに広々とした客室、大き目のテレビ。冷蔵庫もついてる(安い宿では当然のように付いてない)。ちなみに北口にはホテルニューオウミというのもあるのだが、こちらは高級感漂いすぎて敬遠してしまった。予約すれば驚くほど高くないみたい。

つづく。