真夏のことでん旧型車両と戯れ旅(8月15〜17日の出来事。5日からの連載モノです。最初からまとめて読みたいかたはこちらが便利です)
しかしこれだけ長時間座り続けてると「エコノミークラス症候群」という言葉がアタマをもたげる。実際は飛行機じゃなくても発症するものだし*1。なまじ座り心地のよい座席なだけに、ずっと立たずに済ませてしまいがちなんだよね。
後半は時折軽い屈伸をしながら、姫路まで。
すでに日は暮れていたのだが、ヘタレ切った足を歩くことで回復させたい。ちょうどホームからライトアップされた姫路城が見える。ちと見学してきますかね。
駅前から続く大通りをちょっと歩けば*2もうそこにはお堀が。その向こうには白く浮かび上がった姫路城。ちょっと美術館(レンガ造りの重厚な建築だった)のほうに廻って横入り。
美しい。夜の城は美しい。吸い込まれるようだ。こんな風景を毎日観ながら生活できる姫路の人がうらやましい。
しばし散策。でもここ、夜一人で歩くのはちょっと怖いな。男だからまだしも、女性の一人歩きはあまりオススメせんな。ときどきウォーキングしてるおばちゃんいるけど、大抵ダンナと一緒だし。
随分遅くなってしまった。でも今日中に四国入りできればいいと思ってたので想定内。ふたたび各駅列車に揺られ、岡山からは快速でマリンライナー。
ホームに「瀬戸の花嫁」の接近音が流れると、ああいよいよ四国に来たんだと実感する。JRの改札をすり抜けて、ことでん高松築港駅へ。ここから瓦町まで行って、投宿。
カプセルホテルなんだけど、ものすごく設備がシンプル。サウナと大風呂と自販機って程度。食堂は閉まってたし。ま、寝るだけなのでこれでよし。
つづく。