真夏のことでん旧型車両と戯れ旅(8月15〜17日の出来事。5日からの連載モノです。最初からまとめて読みたいかたはこちらが便利です)

3000系@高松築港

なんとなーく高松築港まで乗って折り返してみれば、いきなり325を増結した三両編成とすれ違う。慌てて瓦町で下車、その折り返しを待つ。


ことでんの自社発注車に乗るのはたぶん初めて。外観も内装も古めかしい。中には同業者ばっか。撮ってる人も、録ってる人も。
それもそのはず、旧型車は冷房が無いのでカタギの乗客はみな前の冷房車に集結。でも朝の外気を取り入れて走る電車は自然の涼しさが気持ちいいと思うんだよなあ。弱冷房車の設定ないんだから、その代わりで残しておいてもええんちゃう? じっさい折り返しの上り列車では旧型車にもけっこう一般乗客が乗ってきたし。


乗務員さんはみんな若いねえ。男の目からだと分かりにくいけど、実はイケメン多いんちゃう? 実は彼らが女性客の集客に一役買ってたりしてw


いったん長尾で折り返して、平木で降りる。こんどは300を織り込んだ三両編成に乗り込む。こちらは丸窓が再現されてて、よりレトロさが増している。
その古豪が、直線では時速60キロ出すから驚きだ。モーターの唸り具合といったらもう。


本日、長尾線の旧型運用は以上の2両だけみたいだ。志度線はどうだろう? てことで移動すると、いきなり23号に遭遇。この子は木にニス塗りの茶色系でまとまった室内がシックで、まさに走るアンティーク。柱が彫刻みたくなってたり。
あとお役御免なはずの24号もしっかり走ってて。何とか廃車は思いとどまってほしいものだ。


とこれを書いた8月下旬までは思っていたのだが、20系をバラす準備は着々と進んでいるらしい…。


つづく。