真夏のことでん旧型車両と戯れ旅(8月15〜17日の出来事。5日からの連載モノです。最初からまとめて読みたいかたはこちらが便利です)

八栗ケーブル。流線型かわゆい。

ともかく、ケーブルカーに乗る。お土産屋が併設されていて、店番してるおばちゃんが切符も売ってくれる。往復券を購入してしばらくすると、改札口が開いてそのおばちゃんが切符をもぎる。


ケーブルカーはレトロな流線型が可愛い日立製。中は非冷房で扇風機が回ってるのだが、よく見ると家庭用の壁掛け扇風機を使ってる。
運転席は無人だが、しばらくすると、


さっきの売店のおばちゃんが運転席に!


すげー、一人で切符売って改札して運転台に座って。頂上から下りてきた車両の運転台にはおじさんが乗ってて、実質二人で切り盛りしてるのね。


そして走り出す。車内にはテープによる観光案内、と思ってたらいきなり「いろは歌」が流れてきた。それを延々と聴かされながらの山登り。でも悪くない。窓の外には高松市内が一望のもと。
時代に取り残された感が蔓延してる。こういう観光地は大好きだ。


山頂に到着。頂上というよりはゆるやかな傾斜を含んだ台状になっているみたいで、山の上にいくつもの建物が散らばっている。いろいろ散策。楽しい。
お土産屋がまたレトロ。ここでラムネ飲んで小休止。下りのケーブルカーを待つ間、「ニッキ水」を飲む。ニッキの刺激が清涼感を呼んで、美味。


つづく。